鼻甲介肥大の定義
コンチャ肥大、別名 鼻甲介肥大、鼻甲介に発生する腫れです。
コンチャは、鼻の内側にある骨のくぼみです。鼻甲介は粘膜と呼ばれる膜で裏打ちされています。
鼻甲介の粘膜の機能は、呼吸するときに流入する空気の温度と湿度を調整することです。
さらに、粘膜は空気が入るときに吸入される異物から鼻を保護することができます。
人間の鼻腔には通常、鼻の両側に3つの鼻甲介、つまり上鼻甲介、中鼻甲介、下鼻甲介があります。
鼻に入る空気の50％が中鼻甲介と下鼻甲介を通過します。
中鼻甲介と下鼻甲介が肥大したり腫れたりすると、鼻甲介の気流が妨げられる可能性があります。
その結果、呼吸困難、感染症、鼻血などの症状が発生する可能性があります。
この状態はどのくらい一般的ですか？
コンチャ肥大はかなり一般的な鼻の病気です。
25％もの人が鼻づまりの症状を経験し、42％が鼻甲介を肥大させていると推定されています。
ただし、医師に症状を報告しないこの状態の患者が多数いることを考えると、この数値は完全に正確ではない可能性があります。
